商材の強みは3パターンに集約される
商材の強みを把握するのは非常に大切なことですよね?
「うちの商材は、○○が強みですよ!」って事を言えなければ、お客様は「なぜ、おたくの商材を買わなければいけないの?」ってなりますからね。
強みがない商材やビジネスは、競争で勝てないので苦戦してしまいます。
でも、強みってそう簡単に見つかるものじゃないよね?
って思いますよね。
僕もそう思います。
簡単に強みが見つかったり、簡単に宣言できる強みは、実際それほど強くないと言えるかもしれません。
ジックリと作りこんだ強みである事が大切ですが、実は強みは3つに分類できると言われています。
その3つを意識して強みを探してみると、意外と見つけやすかったりします。
その3つとは、次の3つです。
価格
他店よりも安い!と価格面をウリにする場合です。
価格の安さは多くの消費者に響きやすい、シンプルかつパワフルなメッセージです。
ただ価格で勝負する場合は、その低価格を支える根拠がポイントになります。
大量仕入れで仕入れ価格を抑える事ができているのなら、大量仕入れを実現する根拠が大切です。
高品質
競合他社の同じような商材よりも品質が優れている事をウリにする場合です。
質が良いので価格競争に巻き込まれにくいというメリットもありますが、品質のよさを訴えるぶん、その期待に応えるだけの質を提供する事が当然のことながら大切です。
オーダーメイド
お客様の要望に応え、お客様の望みどおりの商品、サービスを提供する事をウリにする場合です。
「世界に一つしかない、あなただけのもの」という特別感がありますので、提供できる人が少なければ少ないほど価値は高くなります。
それを実現するための技術力や要望を上手に聞き出すヒアリング力が重要です。
是非一度、周りにあふれる商材を見渡してみてください。
必ず、3つのうちのどれかにあてはまるはずです。
例えとして、スーツはわかりやすいと思います。
価格をウリにしているスーツ屋さんってありますよね?
デザインにファンがついているスーツ屋さんもありますよね?
その人の身体のサイズにマッチしたオーダーメイドのスーツを作ってくれるスーツ屋さんもありますよね?
スーツ業界はキレイに3つの分類に分ける事ができると思いますし、キレイに分けることで棲み分けが出来ています。
商材のウリを明確にする事は強豪との棲み分けにもなります。
大手企業がいるジャンルでも、大手が出しにくい強みを明確にすることで、大手と勝負しなくても良いとも言えます。(そういう意味では、価格競争は大手企業には勝てません)
・・・と偉そうに書いてますが、これは僕が「売れる力学」という本で学び、それを実際に自分でも試して、確かにそうだな・・・と思ったので記事にしてみました。
「売れる力学」ではもっと詳しく丁寧に書かれていますので、もし少しでも興味がおありなら、是非一度、お読みになる事をオススメします!