ネット広告を使う時は、どんなタイプの人にアプローチするかを考える
広告がビジネスにおいて重要な存在である事は言うまでもないと思います。
知らない商品の買う事はできませんし、何よりも「こんなのがあればな・・・」って思ってる方にピッタリの商材をあなたが持っているのに、それを知らずに我慢しているお客様にとっても不幸なことです。
まずは知ってもらう事から始まります。
これはネットでも同じです。
特にネットでは、広告の使い方の上手い、下手が売り上げに相当影響してきます。
予算を割いて広告を出すのですから、どこに予算を割くのかを考えてから出稿する事が大切ですが、では、どういう事を意識して広告を出せばいいのでしょうか?
僕は、ネットを使う理由を軸に、広告を出す対象をある程度絞る事から始める事をオススメします。
まず、思い浮かべてほしいのですが、あなたがインターネットを使う時って、どんな時ですか?
恐らく、次のような2パターンに収まるような気がします。
- 調べ物
- 暇つぶし
どっちかじゃないですか?
僕もそうです。
調べ物をする時か、暇つぶしをする時にインターネットを使う機会が多いです。
で、です。
インターネットをビジネスに活用する時には、そのどちらの利用方法をしている方をターゲットにするのかがとっても大切です。
調べ物をする方か、暇つぶしをしている方か。
そのそれぞれに傾向があります。
調べ物をしている方
検索エンジンを使って調べ物をしている方がここに属します。
ほぼすべての方が、検索エンジンで調べモノをする時は、今一番悩んでいる事、困っている事、興味がある事、感心がある事をダイレクトなキーワードで入力して調べます。
歯が痛い人は「歯医者 XX(地名)」と入力して調べるという感じです。
そして、検索エンジンで調べる方は、緊急性が高い方が多いという共通点があります。今すぐ知りたい理由があるという事ですから。
もし、今すぐ知りたい事が、あなたのビジネスに関係するような事なら、それは売上に繋がる可能性があるという事ですよね?
先ほどの歯医者さんなら、「歯医者 XX(地名)」で調べた時に、自分の歯医者のホームページが出てくれば、患者獲得につながりやすいという事です。
調べ物をする方は、今一番知りたい事をキーワードで検索する。
そして緊急性が高い事が多い。
それが「調べ物をしている方」の傾向です。
暇つぶしをしている方
ソーシャルメディア(ツイッター、SNS)を使ったり、オンラインゲームを楽しんだり、動画を見たりする利用方法の方は、ここに属します。
インターネット上にあるサービスを楽しむ事が目的で、求めているのは「楽しみたい」とか「孤独や暇を解消したい」という事です。
これらはインターネットの中で願望を解消するという手軽さを求めての行動ですので、ビジネスに繋げられるのはネット上で展開するサービスに限定される傾向があると僕は思ってます。
受け身的な状態で、心身共にオフモードにあるのが、「暇つぶしをしている方」の傾向です。
大きく分けて上記の2つに分ける事ができます。
もちろん、同一人物でもその時の状況、環境、心境でインターネットを使う理由は変わりますので、前者の時もあり、後者の時もありますので、念のためその点を補足させてもらいます。
すでにお分かりだと思いますが、ネット広告を出して成果を期待するなら、前者の「調べ物をしている方」が無難という事になってきます。
困っている事、悩んでいる事があり、それを解消したいと思い、解消するためのモノや方法を探して調べ物をしている方が多いのですからね。
後者の暇つぶしをしている方は、緊急性の高い悩みや不安があるわけではなく、リラックスしたくてネットを使ってますので、今は何も考えたくないと思っている事がほとんどだと思います。
リラックスしたいときに商談をもちかけても、「また今度ね」って思ってしまうのが普通ですからね。
なので、僕はネット広告に予算を使うなら、調べ物をしている方をターゲットとした広告を出すほうが良いと考えています。