AIDMAの法則はAISASの法則へと進化しています
購買行動を起こす流れは、基本的にはAIDMA(アイドマ)の法則に則って行動しています。
知り、関心を持ち、欲しいと思ったものを覚えていて、それを買う。
この流れで購買行動を起こしています。
ただ、今はネットという存在がありますので、その購買行動も変化してきています。
どのように変化しているのかを知っておくことが、ネットショップやブログ、ホームページを運営する上では重要ですので、その事について書かせてもらいます。
基本的には、AIDMA(アイドマ)の法則と大きく違いません。
アイドマの法則は・・・
- Attention(注意)
- Interest(関心)
- Desire(欲求)
- Memory(記憶)
- Action(行動)
という流れですが、これに若干違いが加わります。
名前はAISAS(アイサス)の法則といい、その内容は・・・
- Attention(注意)
- Interest(関心)
- Search(検索)
- Action(行動、購入)
- Share(共有、商品評価をネット上で共有しあう)
となります。
違いを見比べていただくとよりわかりやすいと思いますが、3番目以降の行動が違います。
アイドマの法則では欲しいと思ったものを覚えてから行動するという流れになっています。
これはアイドマの法則が提唱された時代が1920年代ですので、買うのは店頭というのが常識でした。
覚えていないものは買えないので、記憶というプロセスが欠かせませんでした。
今は関心を持つと同時にそれを調べるツールが手元にありますので、関心を持つと同時にそれについて検索して調べるという行動に変わってきています。
購入した後には、その買った商品やサービスに対しての情報を購買者が発信したり、その情報を共有するという流れが加わります。
欲しいとなると即座に調べたり購買したりでき、購買者がその感想を発信できるというのが今の購買行動です。
ネットが購買行動に大きな影響を与えているという事が、おわかり頂けるのではないでしょうか?