1フレーズに1サイトが良いサイト作りの鉄則
商品サイトを立ち上げる上で覚えておいてほうが良い事の一つに「1フレーズにつき1サイト」という考え方があります。
必ずしもそーとは限らないかもしれないのですが、覚えておくと後々役に立つかもしれないので、立ち上げに際しては覚えておいた方がいいと思います。
まず、1フレーズってどういう事?という事から説明をさせて頂きますね。
この1フレーズというのは、検索結果で上位表示を実現したいと考えるキーワードの集まりの事をさしています。
例えば、京都市で歯医者をされている方が「歯医者 京都市」で上位表示をしたいと考えたなら、「歯医者」と「京都市」の2つのキーワードからなる「歯医者 京都市」というフレーズという事です。
そして、このフレーズ1つに対して1つのサイトという考え方で商品サイトを立ち上げるほうが良いと僕は感じています。
それは次のような理由からです。
今のところ、そして、おそらく今後しばらくは「検索エンジン」の存在は切っても切れません。
検索エンジンからのアクセスをいかに成果に結びつけるかがいまだに一番重要であり、ネットで何かを調べる時には検索エンジンを使うという行動が変わらない限り、検索エンジンの重要性は変わらないと僕は感じています。
その検索エンジンからのアクセスを増やすためにはSEOが欠かせません。
SEOは”このキーワードで上位表示されたい”というターゲットのキーワードを決めて上位表示されるように工夫しますが、上位表示したいキーワードは絞りこむのが鉄則です。
そして、サイトの内容もそれに合わせていく必要があります。
先ほどの京都市の歯医者さんでしたら、「歯医者 京都市」というキーワードを意識したサイトを作る事になります。
歯医者さんですので、歯医者さんとして必要な情報を掲載するのは当然として、「京都市」という地名も無視してはいけません。
なぜ、京都市という言葉をつけているのか、という事を想像しますと、それは京都市内にある歯医者に行きたいからだと想像できます。
京都市内で行ける歯医者を探しているのなら、場所を明確にわかりやすく教えてあげる事が大切です。
もし、「歯医者 京都市 格安」というキーワードで上位表示を目指したいと思うのなら、格安である事もわかりやすく伝える必要があります。
なぜ格安でできるのか。安くできる理由が正当な経費削減によるものだという事を説明する。
本当に安いのか。他の一般的な歯医者との違いを明示する。
などの「格安」というキーワードから連想される疑問点をシッカリと説明する事が欠かせなくなります。
このように、フレーズから連想される必要な情報を中心にサイトを作ります。
そして、無駄な情報は極力載せない事も大切です。
無駄な情報とは、調べ物の意図とは関係のない情報です。
例えば、その歯科医の先生の趣味がゴルフで、それがプロ級の腕前だからといって、ゴルフ上達の秘訣のページなんて作っても仕方がありません。
自己紹介でさわり程度に「趣味はゴルフで最高スコアは云々」みたいな事を書いても良いのですが、そこを掘り下げると、邪魔な情報となってしまいます。
探し物をしている時に邪魔をされるのはイラッと来て不愉快な思いをするのが当然です。
そんな歯医者に行くと、無駄な治療もされるのでは?と不安に思う人が居ないとも限りません。
じゃあ無駄な情報と無駄ではない情報の違いは何か、となると、やはり、これで上位表示をしたいと思っているフレーズが何かによるということなんです。
このような事は作り手より利用者の目線で考えるとよりわかりやすいと思います。
あなたが歯が痛くて仕方がない時に、「歯医者 地名」で検索をしてみました。
そこに表示される検索結果には複数の歯医者さんのサイトがずらりとあります。
その中から適当に何個か見てみます。
治療内容、治療ポリシーのある歯医者さんと、ない歯医者さん。
場所や連絡先がわかりやすい歯医者さんと、わかりにくい歯医者さん。
関係のない情報が多い歯医者さんと、必要な事を中心に情報を提供している歯医者さん。
こんな風に見ていくと、行きたい歯医者さんってのが自ずと絞れてきますよね?
利用者の目線からすると、検索エンジンで入力したフレーズに関する情報を素直にわかりやすく提示してくれているところに好感を持てますよね?
サイトを作る時には、決めたフレーズに即した内容のものをつくる事が良い結果に結びつきます。
あれもこれもと詰め込むのは作る側のエゴで、利用者はそんな事を望んでません。
スッキリと、1フレーズに1サイト。
そんな心がけでつくるほうが、良い結果につながりますよ。