あなたのブログを本当の価値のあるブログにするための基準
ふとよぎった疑問。
「ウェブに記録(ログ)するためのツールがブログだけど、何を記録するんだろう?」と思ったんです。
そして、今なんとなく自分なりの答えが出たような気がしています。
自画自賛になっちゃいますけど、その自分なりの答えがブログ運営の基本中の基本であり、意外と見落としがちな事なんじゃないかな?と。
ちょっと大げさに言いますと、それが分かるとブログ運営が超ラクチンになるんじゃないの!?って思うのです。
ブログはウェブに記録を残すツール。
では、どんなログを残すのか。
それは、「感情が揺さぶられた事」じゃないのか?と。
かっこよく「魂が震えた事」って書いても良いかもしれませんが、なんか臭いし、キザだし、魂の存在を証明できるのか?って言われそうだし。(それはないか)
感情が揺さぶられた事を記録していくものという位置づけなら、ブログの役割や存在を説明でき、運営する上での一つの明確な基準になる気がしています。
人それぞれ感情が揺れるコトは違う
感情が揺さぶられる事って、人それぞれさまざまだと思います。
単純に、興味や関心、趣味が人それぞれ違うのですから、同じモノを見ても、感情が揺さぶられる人もいれば、揺さぶられない人も当然います。
例えば、僕はサッカーが好きですからサッカーのニュースを日ごろからよくチェックしているのですが、サッカーに興味がない人にはチェックをする理由もなければ、ニュースをみても特に何も感情は揺れないと思います。
でも、サッカーが好きな僕にはとっても小さなニュースでも自分にとってはビッグニュースだったり。
その感情の変化に忠実に記録していくツールがブログなんじゃないのかな?
そう思うんです。
そして、ブログを感情の変化を忠実に記録するツールだと定義すると、急にブログ運営がしやすくなります。
感情を軸にするとブログの運営はスムーズになる
ブログを立ち上げて運営するに当たって、よくぶち当たる壁って次のようなものではないでしょうか?
- どんなブログが良いのか
- 続けられるのか
- どう書けばいいのか
この3つではないでしょうか?
その3つの壁も、感情に軸にすると答えが見えやすくなってきます。
感情を軸にしてブログのテーマを決める
どんなブログが良いのか。
色々な考えや基準があるとは思いますが、単純に、あなたが日々心を揺さぶられているものをテーマにすれば良いと思います。
例えば、韓流ドラマが好きなら韓流ドラマ、とあるアイドルが好きならそのアイドル、野球が好きなら野球、子育てなら子育て。
生活の中で最も心が揺さぶられるものは何か?
情熱を最も注いでるものは何か?
それをテーマにブログを作ってみてください。
感情を記録するツールだと思えば続けられる
立ち上げると、続けられるのかどうかが次の壁になります。
立ち上げた直後は、やるぞ!とモチベーションも高いですが、数日から数週間もすると意欲も低下していってるはずです。
興奮状態が冷めてきたってこともあるでしょうし、アクセスが思うほど伸びないなどで記事を書く気が失せて放置・・・よくあるパターンだとは思います。
そこで、ブログは感情を記録するツールだと割り切ってみる。
感情が揺さぶられた事だけを記せばいいんです。
少しの喜怒哀楽があったのなら、それを記す。
興味や関心がある事なら喜怒哀楽はありすぎるぐらいにあるのではないでしょうか?
そこに焦点を当てて、記事にすればいいんです。
なぜ感情が揺れたの?に応えるだけでいい
では、それをどう書けばいいのか。
感情を軸にして考える事の一番のメリットは、ここです。
嬉しい事があったのなら、なぜ嬉しいのか。
悲しい事があったのなら、なぜ悲しいのか。
それを書くだけで良いんです。
何度も書いて申し訳ないのですが、僕はサッカーが好きです。
例えば、そのサッカーの話題で、”次期日本代表監督候補にXXさんが浮上!”みたいなニュースを目にした時に、何らかの感情の変化があります。
「まじか!やった!!」
「えぇ・・・勘弁してくれよ」
みたいな。
そんな風に感情が動いたことを、なぜそう感じたのか記事にする。
「僕はXXさんが代表監督になってほしい!
今の日本代表のプレースタイルはかくかくしかじかですが、こうあってほしいと以前から思っていた。その適任となるのはXXさんしかいないと思っていました。なぜなら・・・」
と感情が揺れた事を、そう思った理由などを記すだけで1つの記事になります。
もちろん、文章力もあったほうが良いと思いますし、写真などを使って表現豊かな記事を作る事も大切です。
それらの表現技法も大切ですが、それ以前に、書きたい事がなければ書けませんし、心が揺れた事じゃなければ筆が進まないのではないでしょうか?
そして、何よりも心が動いた事を記した記事は、読み手にもそれがシッカリと伝わります。
心が揺れた事を書く。なぜ揺れたのか。
そこには、その人だから持っている情報もありますし、独自の視点も含まれているはずです。
感性はひとそれぞれなのですから、その感性で感じた事を書けば、そこには個性がきっと滲んでいます。
そんな運営者の独自の意見や思いが伝わるブログって、僕はいいブログだと思います。
そういうブログは共感を呼びやすいですから、きっとファンもつきますしね。
感情を軸にするだけで、ブログの運営はグッと楽になります。
少々駆け足ですが、僕が言いたい事をあなたに伝える事はできてますでしょうか?
仕事で使うブログも感情で解決できる
きっと、ここまでお読みいただいてこんな疑問もあると思います。
仕事のブログならどうすればいいの?と。
正直、仕事でどのような目的でブログを運営するかによるとは思います。
公式インフォメーションとして使うのなら、なるべく運営者の色を出さないほうが良いかもしれません。
ただ、スタッフブログなどは、やはり感情をベースにしたほうが良いと思います。
「こんな商品が出ます。買ってね~」みたいなものではなく、新商品が出たのなら、その新商品について心が揺れた事は何かに焦点を合わせてみます。
例えば、開発スタッフの話を聞いてると、すっごく大変な思いをしている事を知ったとします。
ある部品がどうしても必要だったが、それを準備できる会社がない。でもどうしても完成させたい商品なので、休日返上で西へ東へ飛び回った。
そのような話を可能な限り詳細に書く。
事実を淡々と書くのではなく、「それを聞いて嬉しくて泣きそうになったが、男は泣くなと言われてるので必死に我慢しました」などの感情もシッカリと伝える。
読み手として、ただスペックを羅列されてたり、買ってねみたいなおねだりだけの記事よりも、そういう心が揺れた話のほうが興味がわきませんか?
買うにしても、そういう思いが伝わる商品やサービスを購入したいですよね?
仕事でブログを活用しているとしても、やはり感情を記事にするという軸足は大切だと僕は思います。
思い出も感情がワンセット
最後に。
僕たちが過去を振り返る時に思い出される事、そこには感情がワンセットになっているはずです。
楽しかった。
嬉しかった。
悲しかった。
悔しかった。
過去の思い出には感情がワンセットになっていると思いませんか?
ブログに書く事にも感情がなければログ(記録)として物足りない気がするんです。
感情を基準に記録するから、その人のブログには本当の価値がある。
そんな風に思います。
長文を最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます!