ネットが好きじゃない人は、無理にビジネスに使わないほうが良いと思う
最近、「ネットなんて・・・」と思っている方から、ネットの活用について相談をされました。
ゴリゴリの営業畑出身で、起業をするにあたってネットも必要だと感じておられるそうでした。
ただ、根底には「ネットなんて」と思っている事が、随所に感じられます。
正直、「ネットなんて」と思われる事に関しては、僕は何とも思いません。
そういう人も居るのはわかってますし、そういう解釈をされるような出来事がよくネット上ではありますからね。
ネットは玉石混淆ですが、光を浴びるのは汚い石ばかりですからね。
ただ、「ネットなんて」と思っている方が、時代に対応しようとネット活用を思い立ったところで、それが上手くいくイメージがさっぱり僕には湧きません。
そもそもネットに関してあまり興味がないので、とにかく安くホームページを作りたい。
ブログを立ち上げればいいの?
ツイッターってのをやればいいんだよね?
という、それを立ち上げれば完了と思っている節がいたるところにあり、そのたびに、「それだけってわけじゃなく、そこでようやくスタートですよ」と説明しても、「それは追々考えればいい」という感じです。
立ち上げただけで上手くいくなら、苦労しないんですけどね・・・。
ネットをビジネスに活かすなら、こういう事を日々していかないと成果は出ませんよと僕の知っている範囲の事を話しても「それよりも、飛び込み営業をしたり、紹介営業を受けるほうが効率がいい!」とのこと。
そりゃそうかもしれませんが・・・本末転倒な気が・・・(苦笑)。
そんな会話を2時間ほどして、結局はブログとツイッターを立ち上げますって事で話は決着。
立ち上げただけのネット戦略では上手くいかないと思いますので、それ以上僕はノータッチという事と、運営しないとダメですよと念を押しました。
ネットをあまり好きじゃないという人は一定数居ると思いますし、居て当然だと思います。
僕はそういう方が無理して時代に合わせてネットを使う必要はないと思ってます。
ネットもただの道具です。
得たい成果をどの道具で作り出すかってだけですからね。
ネット以外の道具で作り出せるなら、ネットにはノータッチでも良いと思います。
ネットを使ったら面白そうだな!って思った時に、初めて検討するぐらいで良いと思います。
「ネットという道具を持ってしまったけど、使い方がよくわからないし、あまり使わなかった。って事は、この道具は使えないんだ!」という印象が残るほうが、ご本人にとって大きなマイナスだし、それが僕にとっては一番聞きたくない事です。
そんな事を思った今日この頃です。