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ヤフートピックスの関連情報で扱われやすいサイトとは - ヤフー・トピックスの作り方

ヤフー・トピックスの作り方 (光文社新書)

日本人でネットを使う人のほぼすべての人が毎日1度は目にしている「ヤフートピックス」。

膨大なアクセスを支える源泉と言ってもよく、恐らく日本で最も読まれているネット上のニュース記事でもあるヤフートピックスを作っている、いわゆるヤフートピックスの中の人のついての本「ヤフー・トピックスの作り方 (光文社新書)」を読みました。

そもそも、ヤフートピックスに扱ってもらえる個人ブログの記事とは、どんなものかを知るための読んだのですが、自身が記事を作る上でも役立ちそうなので、ちょっとまとめてみました。

ヤフートピックスのニュース記事の選ばれ方

ヤフートピックスの作成は、原則として手作業です。

ニュース記事を選び、そのニュース記事に関する補足記事を探しだし、そこのリンクを貼り・・・という作業を、手作業で行っています。

著書の中で、以下のような工程を経てヤフートピックスを選定して掲載していると書かれていました。

  1. 世の中の関心の高そうな記事を選び
  2. そのニュースに関係するホームページを探してきてリンクし
  3. コンパクトな見出しをつけてヤフージャパンのトップページに掲載する

※ 第1章 トピックの作り方 25ページ より

記事選びとリンクを探し出すという工程は手作業で行われていて、この「手作業」が、ニュース記事と関連記事に文脈を生み出し、わかりやすさや親しみやすさを醸し出しているという事でした。

特に、トピックとして扱いたい記事についての背景を探し出す事こそが、ネット上のニュース記事の良さだと思うとも書かれています。

新聞や雑誌では誌面の都合上、すべてを1から書くのは無理がありますが、ネットでは本人の意思で、更に詳細な解説を書かれているページを読むかどうかを選択できるので、可能な限り選択肢を提示できるという良さがあるためです。

経緯や背景を解説してくれるホームページを探しに行きます。

※ 第1章 トピックの作り方 57」ページ より

とも書かれてますので、とにかく、参考になるページを補足記事として探しにいくという工程が、ヤフートピック作りには欠かせず、それは人の手作業じゃなければ選別しにくいという事なんですね。

ヤフートピックスはバランスを考慮されている

そのトピックスに載るニュースは基本的にバランスを取っているそうです。

「国内・海外・経済・エンターテイメント・スポーツ・コンピュータ・サイエンス・地域」のニュースをバランスよく扱う事で硬軟のバランスとり、並び順により重要度を示しているそうです。

だから、ヤフートピックスには偏った印象がないんですね。

関連情報として扱いたいサイトやページは

では、そのトピックスに掲載されるニュースは何かというと、やはり世の中の関心度や注目度の高いニュースを扱う事になるそうです。

企業プロモーション活動の一環としてヤフートピックスを利用したい企業は多いようですが、そのようなプロモーション活動に全く影響される事はありません。

万が一、企業プロモーションの一環として意図的にトピックスを触ってしまうと、公共性が失われた事になります。

公正中立の立場を崩さないのがニュースを発信する側の原則と言う認識があるそうです。

ただ、ニュースになるような事を企業が起こせば、トピックスとして扱わざるを得ないので、世の中の人が良い意味でアッと驚くようなニュースを発信していれば、結果的にトピックスに掲載されるそうです。

また、

「トピックスが掲載したい情報は、読者が求める商品やサービスに加え、企業が得意とする分野に関する知識やノウハウなどです」

※ 第5章 トピックスに載るニュース、載らないニュース 198ページ

とも書かれてますので、とにかく、売り込みではなく、公共性の高い情報や知識をヤフートピックスは掲載したいと思っているという事です。


僕も一度、運営しているブログの記事がヤフートピックスの関連記事にて紹介されましたが、その爆発的なアクセス数に驚きました。

あの爆発的なアクセス数を定期的に稼ぐ事ができれば、サイト運営は相当安定するとは思います。

では、どうすれば、そのような記事を作る事ができるのかというと、結局は、読む人の為になる記事を分かりやすく書いている事が大切となるのですね。

良いモノが紹介されるという原理原則は一緒って事ですね。

他にも、ヤフートピックスのタイトルが13文字以内である理由や、トピックス作るの過去の失敗談、アクセス解析に対する考え方も載っております。

これは、ブログやサイトを運営する人なら得られる事が必ずある事だと思いますので、興味がおありでしたら、是非一度読まれてみてはいかがでしょうか?

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