「買いたい!」のスイッチを押す方法
「感情」をベースにしたマーティング手法の第一人者、小坂祐司さんの著書を拝読させてもらいました。
小坂さんの著書を何冊か読まれた事がある方には、目新しい事は特にないかもしれませんが、マーケティングに行き詰まっている方には、新鮮な内容の著書だと思います。
内容を簡単に触れますと、不景気で売れなくなっている昨今ですが、買い物をする時に、不景気が本当に大きな判断基準になっているのだろうか?
欲しいか、欲しくないか。
その次に、買えるか、買えないかを考えるのが一般的ではないだろうか。
「買いたい!」のスイッチを押す方法 消費者の心と行動を読み解く (角川oneテーマ21) 小阪 裕司 角川書店(角川グループパブリッシング) 売り上げランキング : 7915 Amazonで詳しく見る |
買えるか、買えないかの前の「欲しいか、欲しくないか」の部分をもっとシッカリ見直してみましょう。
というものです。
脳は、どんな風に考えて買い物をしているのか。
その買い物をスムーズにするためには、どうすれば良いのか。
について触れられています。
もちろん、深く踏み込んだ具体論にまでは踏み込めてませんが、概念はシッカリと学ぶ事ができます。
この本で書かれている事を少し実践するだけでも、現場の売上に変化を感じるのではないでしょうか?
僕の場合、この内容をWEBに活かせないかと思考してしまいます。
「買える、買えない」の手前の、「欲しい、欲しくない」の部分を、一人でも多くの方に「欲しい」と思っていただくには・・・。
その部分をクリアするには・・・。
実際の店舗のようにお客様を見る事ができないというデメリットがあるのがWEBではありますが、人間の買い物の心理状況の変化は、そんなに大きくは違わないはず。
だから、応用はできると思っています。
マーケティングに興味があるけど、何か新しい視点が欲しい!と思っておられるなら、ぜひ、ご一読くださいませ。