見栄えが良いWEBデザインと成果がでるWEBデザインの違い ‐ ヤコブ・ニールセンのAlertbox
ホームページを作るという事。
そこには、色々な思惑があり、勘違いもたくさんあります。
キレイなホームページを作りたい!キレイなホームページなら、結果が出るという考えだけで、勘違いだらけのホームページが出来上がる。
そんな事は、世界中で起きている、よくある話です。
「へーそーなんだ・・・」とひとごとで済ませる事ができる間は良いのですが、いざ、あなたがホームページを持つ時に、そーならないという保証は一切ありません。
明日はわが身と言いましょうか、結果が出ないホームページを持つ可能性は、あなたにも十分にあります。
では、結果が出るホームページってなんでしょうか?
良い結果がでるホームページは、ユーザビリティも良い
結果が出るホームページとは、結局は、ユーザーが使いやすい、ユーザーの事だけを考えて作られているホームページです。
その「ユーザーの使いやすさを考える」という事を、専門用語で「ユーザービリティ」と言います。
そのユーザビリティの第一人者、ヤコブ・ニールセンさんの書籍が、「ヤコブ・ニールセンのAlertbox -そのデザイン、間違ってます- (RD Books)」です。
インターネットが普及し始めた頃から2006年まで、ヤコブ・ニールセンさんのWEBサイト上に公開された記事の再編集和訳版ですが、その内容は軸がブレずに、問題を的確に捉えています。
今、WEBサイトで問題とされている事は、ずっと以前から問題だった事もあるんだな・・・と、この書籍から学ばせてもらいました。
ユーザー主導WEBサイトという考えたをインストールできます
今でこそ、ユーザビリティという言葉はWEBサイトを作る人の間では浸透していますが、10年前からその事を指摘していたのは、ごく少数だと思います。
そして、10年前から問題とされている部分は、あまり変わっていない事に驚きました。
私自身、この本を読むまで、随分勘違いと思い込みでホームページを作っていた事を思い知らされました。
商用ホームページの場合、ユーザーが長く留まりたくないと思われてしまう事は、売上ダウンに直結します。
また、使いにくいホームページも、同じです。
どこにいるのか、どう進めば良いのかわからないホームページは、売上にはつながりません。
そのような示唆に富んだエピソードが数多く掲載されている良書です。
ホームページを作ろうとしている方はもちろん、今持っているホームページが今ひとつ反応が良くないと思っているかたも、是非、この本を読んでみてください。
勘違いしていたな・・・と思うことがたくさんありますよ。
ヤコブ・ニールセンのAlertbox -そのデザイン、間違ってます- (RD Books) Jakob Nielsen,舩井 淳,奥泉 直子,川崎 幹人 RBB PRESS 売り上げランキング : 204552 Amazonで詳しく見る |