ほーぷえいじ

ブログ運営やWEBマーケティングのこと

単純接触効果で親近感を感じてもらう仕組みづくりを

ネットをビジネスに活用する上での基本中の基本ともいえる事なのですが、「単純接触効果」という心理学を用いたコミュニケーションを意識するという事。

これ、けっこう大切です。

単純接触効果とは、以下のようなものです。

何度も見たり、聞いたりすると、次第によい感情が起こるようになってくる。たとえば、よく会う人や、何度も聞いている音楽は、好きになっていく。これは、見たり聞いたりすることで作られる潜在記憶が、印象評価に誤って帰属されるという、知覚的流暢性誤帰属説で説明されている。また、潜在学習や概念形成といったはたらきもかかわっているとされる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%98%E7%B4%94%E6%8E%A5%E8%A7%A6%E5%8A%B9%E6%9E%9C

ちょっと難しい説明ですね。

簡単に言いますと、「何度も何度も接触がある人が好き」って事です。

これは仕事だけに関係する法則ではなく、プライベートでも法則が働いている場面が多くあり、社内恋愛が起きやすいのも、この法則が作用していると考えられています。

これ、とっても大切な法則なんです。

ネットを活用した商売と、従来の商売の絶対的な違いに「面と向かって」という部分があります。

今ならWEBカメラを使って顔を見せながらお客様と話す事もできますが、やはり対面で実際に顔を見て話す事には劣ります。

安心感という部分に関しては、ネットの向こうの人よりも実際にお会いして話が出来る相手のほうが勝ります。

この溝を少しでも埋めて、お客様との心理的距離を近づける事がネットを活用するためには欠かせません。

そこで大切なのが単純接触効果です。

普段お会いできない分、こちらからお客様との接触の機会をたくさん設けて、何度も接触し、親近感を持ってもらう工夫が欠かせません。

そこで非常に役立つのが、以下のようなツールです。

1:メールマガジン

ちょっとした雑誌や広告のようなテイストのメールを、見込み客様や既存客様にお送りするツール

ほぼ毎日送る人から、数日おきに送ったり、週1で送ったりと発行周期は様々です。

2:ブログ

あなたのビジネスに関係する情報を記事にして発信するツールです。

メールマガジンのようにダイレクトに届ける事はできませんので、接触効果という意味では少々劣るかもしれません。

ただ、好きな時間に読むことができ、過去の記事もまとめて見る事もできるという特徴がありますので、押しつけがましくないツールです。

3:ツイッター

140文字以内で、思ったことや感じた事を簡単に発信する事ができるツールです。

会話形式で交流できるというメリットがありますので、携帯メールでのやり取りに近いことを手軽に行えます。

ビジネスとしての活用方法として多いのが、アナウンス用としての用途です。

「こんな事をします」「ブログを更新しました」等々、アナウンスとして使用方法です。

4:SNS

各々が自己プロフィールを書いたページを用意し、その自己プロフィールページを通して交流を行う場所をSNS(ソーシャルネットワークサービス)と言います。

フェイスブック、mixiなどがそれに該当します。

企業などの場合は、企業の概要を記したページを始めに作成し、そのページ上で、アナウンスを行ったりするのが基本的な活用法です。

SNSの優れている部分は、興味のある相手のページを「興味がありますよ」とリスト化しておけば、その興味のある相手の更新情報が把握できるということ。

例えば、あなたのページ上でイベントの告知を行えば、あなたのビジネスに関心を持っている方に即座にそれが伝わるという事です。


ツイッターとSNSに関しては難しいと感じる人が多いかもしれませんので、よくわからん!って思われたなら、今は横に置いといてください。

多分、僕の説明よりも実際に使ったほうがわかりやすいと思いますので(笑)

人間には”忘れる”という能力が備わっています。

嫌な事や辛い事も時間と共に忘れるという良い部分もあれば、自分自身と関係のあった人たちの事も少しずつ忘れてしまいます。

ビジネスでお客様に忘れ去られるというのは確実に売り上げ減につながりますので、それを防ぐために何度も接触して、常に頭の片隅に置いてもらえるようするのはとっても大切です。

そして、何度も接触した経験を通して身近な存在として感じてもらえます。

ブログなんていらないよね。

メールマガジンも出さなくていいよね。

って考えをお持ちでも、それが、他の方法でお客様との接点を常に持っているからだという事なら確かに不要かもしれません。

ただ、時間がない、面倒だから、という無駄な作業だと判断されているのなら、それは大きな間違いですよ。

接触が減れば減るほど、売り上げは落ちますし、ずっと新規顧客を探し続けなければいけないという、一番難易度の高い営業をしなくてはならないので。